アグロステンマは地中海沿岸から西アジアが原産の一年草。
5月から6月にかけて、スッと伸びた細い茎の先に5cmほどの花を咲かせます。草丈が70cm以上になり、細い茎に大きめの花がゆらゆらと風にそよぐ野生的な雰囲気が魅力です。
今回はアグロステンマの特徴や育て方をご紹介します。
もくじ
アグロステンマの基本情報
学名 | Agrostemma |
科名・属名 | ナデシコ科・ムギセンノウ属 |
園芸分類 | 一年草 |
原産地 | 地中海沿岸〜西アジア |
別名 | ムギナデシコ |
花期 | 5〜6月 |
花色 | 白、淡いピンク、赤紫 |
草丈 | 70〜100cm |
葉張り | 50cm前後 |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | 弱い |
日照 | 日向 |
アグロステンマの特徴

5月の庭から
アグロステンマは秋に種をまいて、春に花が咲き、夏には枯れる秋まき一年草。
花の時期は5月から6月。花色は白・淡いピンク・赤紫があります。花の大きさは5cmくらいで、花弁はフワッとそり返り、中央には放射状に線が入ります。
地際から細い茎を何本も立ち上げ、風になびくような柔らかい草姿が魅力的です。野生的な雰囲気があるので、数株を散らすように植えるのがオススメです。
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アグロステンマの育て方

淡いピンク色の花を咲かせる品種‘桜貝’
栽培環境
日当たりと水はけの良い環境を好みます。水はけが良ければ土質は特に選びません。
草丈は70cm以上と大きくなるので、地植え向きの植物です。
水やり
適湿を好み、多湿は苦手です。
鉢植えの場合は、表土が乾いたらたっぷりと水やりします。
地植えの場合は、植え付け後しばらくは乾かしすぎないように水やりします。根付いてしまえば水やりの必要はありません。
肥料
植え付け時の元肥だけで十分で、追肥はいりません。
肥料が多いと軟弱な茎に育ち、草丈も高くなって倒れやすくなります。
植え付け
3月と10〜11月が適期です。水はけが良ければ土は特に選びません。
鉢植えは市販の草花用培養土で問題なく育ちます。
地植えは、掘り上げた土に腐葉土や堆肥を混ぜ込み水はけの良い環境を作っておきましょう。
植え替え
夏には枯れるので、植え替えの必要はありません。
手入れ
草丈が高くなってきたら、早めに支柱を立てましょう。
終わった花がらは摘み取ります。
種を採取する場合は、花期の終わりに花がらを摘まずに、実が茶色く熟すのを待ちます。
4月初旬に株元から15cmくらいで切り戻すと、背が高くなりすぎず花を咲かせることができます。
▼支柱がわりにオススメ
夏越し
夏には枯れる一年草です。
冬越し
寒さには強いので特別な対策はいりません。
強い霜が降りる地域では、株元をバーク堆肥などでマルチングして防寒しましょう。

5月の庭から
病害虫
暖かくなると、枝先やつぼみにアブラムシが発生することがあります。見つけ次第駆除しましょう。
増やし方
種まきで増やせます。
適期は9月から10月。発芽適温は20℃前後です。
(寒冷地では、3月中旬から4月下旬に種をまきます。花は6月から楽しめます。)
*環境が合えばこぼれ種でも増えます。
まとめ
- 秋にまいた種が春に咲く秋まき一年草
- 耐寒性は強い
- 日当たりと水はけの良い環境を好む
- 花色は白・淡いピンク・赤紫がある
- 草丈が高くなるので地植え向き
- メドーガーデンやナチュラルガーデンにおすすめ
最後までご覧いただきありがとうございました。
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