ペルシカリア・シルバードラゴンは、タデ科の宿根草。
葉のパターンを楽しむカラーリーフです。シックな葉色は他の植物を組み合わせるとアクセントになり、庭に彩りを添えてくれます。
性質は丈夫で初心者でも簡単に育てることができます。手間をかけずに庭を華やかにしたい方にもおすすめです。
今回はペルシカリア・シルバードラゴンの特徴や育て方をご紹介します。
もくじ
ペルシカリア・シルバードラゴンの基本情報
科名・属名 | タデ科 |
形態・分類 | 草花 耐寒性多年草(冬季落葉種) |
原産地 | 東アジア |
学名 |
persicaria-microcephala-silverdragon |
別名 | ミクロセファラ |
花色 | 白 |
開花期 | 初夏〜秋 |
草丈 | 30〜60cm |
葉張り | 60〜80cm |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | 強い |
日照 | 日向 |
ペルシカリア・シルバードラゴンの特徴
ペルシカリア・シルバードラゴンはタデ科の植物。冬には地上部が枯れて休眠しますが、春には再び芽吹く宿根草です。
葉に銀白色の模様が入るのが特徴です。葉脈や茎は赤黒く、シックな雰囲気を醸し出します。葉の色や模様は環境や季節で変化します。
初夏から秋にかけて、可憐な白い小花をたくさん咲かせ、シックな葉色とのコントラストが美しいです。
ペルシカリア・シルバードラゴンは、枝を奔放に伸ばして生育旺盛ですが、切り戻しで草丈を調整できるため、グランドカバーとしても活躍します。苗が小さいうちは寄せ植えのアクセントに使うのも良いでしょう。
地下茎での広がりや種による雑草化はほとんど見られないため、手間をかけずに庭を彩りたい方におすすめです。
他の品種に「レッドドラゴン」や「パープルファンタジー」など、色味の違う仲間も存在します。
強健で栽培は容易ですが、園芸店やホームセンターで見かけることは少なく、ネット通販での購入が一般的です。
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ペルシカリア・シルバードラゴンの栽培環境
日当たり・置き場所
日当たりの良い少し湿り気のある土壌が理想的です。
半日陰でも育てることができますが、日向の方が葉の色が冴えます。
多少の乾燥には耐えます。
用土
水はけと水持ちの良い土壌を好みます。
鉢植えの場合は、市販の草花用培養土で問題なく育ちます。
地植えの場合は、掘り上げた庭土に腐葉土や堆肥を混ぜ込んでおきます。
ペルシカリア・シルバードラゴンの育て方
水やり
乾燥にやや弱いので、水切れには注意します。
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと水やりをします。
地植えの場合は、根付いてしまえば降る雨のみで大丈夫です。晴天が続いて乾燥するようなときは水やりをしましょう。
肥料
鉢植えは市販の草花用培養土に植え付ければ、その後の肥料は不要です。
地植えも生育が悪い時以外は肥料はいりません。
植え付け・植え替え
植え付けは1年を通して可能です。
植え替えは真夏以外に行います。
手入れ
ペルシカリア・シルバードラゴンは生育旺盛です。伸びすぎた枝は切り戻して好みの草丈に調整しましょう。切り戻しはいつでもできます。
夏越し
暑さに強いので特別な暑越し対策はいりません。
冬越し
寒さにも強いです。地上部は枯れますが、根は生きていて春になると再び芽吹きます。枯れた茎葉は取り除いておきましょう。
病害虫
暖かい時期にアブラムシがつくことがあります。見つけ次第駆除しましょう。
増やし方
挿し木で簡単に増やせます。挿し木の適期は春と秋です。
まとめ
- タデ科の宿根草
- シックな葉は寄せ植えや花壇でアクセントになる
- 初夏から秋にかけて白い小花を咲かせる
- 日当たりの良い少し湿り気のある場所を好む
- 生育旺盛でよく伸びるので適宜切り戻しをする
- 冬は地上部が枯れて、春にまた芽吹く
- 挿し木で簡単に増やせる
- 丈夫なので初心者にもおすすめ
ペルシカリア・シルバードラゴンは、その美しい葉色と丈夫な性質から、ガーデニング初心者にもおすすめの植物です。手間をかけずに庭を華やかにしたい方にもおすすめです。
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