2月中旬から3月初旬はグラスの刈り込みに最適な時期です。
グラスには、冬になると葉が枯れる宿根草タイプのものと、一年中常緑の多年草タイプのものがあります。どちらも春に株元から新しい葉を出します。そこで、新しい葉が出る前に刈り込んでおくと、春には新しい葉が綺麗に出揃います。
特に冬も葉が枯れない常緑タイプのグラスは、冬の間に葉の先が傷んだり、古い葉が部分的に枯れこんで見苦しくなるので、早春の刈り込みでサッパリとさせましょう。
冬の枯れ姿を楽しんだ宿根草タイプのグラスも、この時期に枯れ葉の整理を兼ねて刈り込んでおきましょう。
写真は常緑タイプのグラス、スティパ・エンジェルヘアー。冬の間に葉が色褪せて、枯れ葉も増え見苦しくなっています。春に綺麗な草姿を楽しむために地際で刈り込みます。
刈り込む高さの目安は地際から3〜5cmくらいです。
これくらい短く刈り込んでおくと、株の中までしっかりと日が当たり、新しい葉が出やすくなります。躊躇せずバッサリと刈り込みましょう。刈り込んだ後、株の中に枯れた葉があれば取り除いておきましょう。
これで春の準備は万全です。
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