冬の庭を彩る常緑多年草11種類をご紹介|ゆるっとガーデニング

冬の庭

多くの植物が葉を落とし休眠に入る冬は、土の部分が目立ってお庭が寂しくなってしまいますよね。

冬のお庭を殺風景にしたくない。冬も葉が茂っている植物はないのかな?

と思っている方に向けて、我が家の庭で冬も活躍している多年草をご紹介します。

写真はどれも2月中旬に撮影したものです。冬の庭づくりの参考になれば幸いです。では、さっそくご紹介しますね。

カレックス

冬のカレックス・エヴァリロ

圧倒的な存在感のエヴァリロ

カレックス・フロステッドカールズ

カレックス・フロステッドカールズ

カレックスは、細長い葉を放射状に茂らせるカラーリーフプランツ。我が家では黄金葉の「エヴァリロ」や髪の毛のような細い葉が特徴の「フロステッドカール」などが、寂しい冬の庭を彩っています。

ヤブラン

冬の斑入りヤブラン

斑入りヤブラン

ヤブランは、どんな環境にも適応し、日向から日陰まで育てることができます。一年を通じて安定した草姿で、冬の寒さで葉が傷むこともほとんどありません。緑葉や斑入り葉、ライム葉の品種もあります。

吉祥草(キチジョウソウ)

冬の吉祥草(キチジョウソウ)

吉祥草は、名前から和のイメージが強いかもしれませんが、意外とどんな庭にも馴染みます。我が家では、樹木の足元の良いグランドカバーになっています。

ヒューケラ

ヒューケラ・シルバーガムドロップ

シルバーがかった葉色のヒューケラ・シルバーガムドロップ

ヒューケラは、豊富な葉色と多彩な品種、育てやすさから人気のカラーリーフプランツです。冬は環境によって葉が傷むこともありますが、ぜひお庭に取り入れてほしい魅力的な多年草です。

ベニシダ

冬のベニシダ

半日陰で冬も元気なベニシダ

シダは冬に落葉する品種が多いですが、ベニシダは常緑性のシダなので冬も葉があります。寒さに強く、冬の間も草姿はあまり変わりません。和風のイメージが強いかもしれませんが、自然風の庭にもよく馴染みます。ただし、湿った日陰の場所を好むので、乾燥する場所や日当たりが良い場所では生育が鈍ります。

フッキソウ

冬のフッキソウ

フッキソウは、半日陰や日陰のグランドカバーに最適です。和風の庭で使われることが多いですが、自然風の庭にもよく馴染みます。環境が合えば、地下茎でどんどん増えていく丈夫な多年草です。ただし、日当たりが良い場所や乾燥には少し弱く、枯れはしないものの生育は鈍ります。

ディアネラ

ディアネラ・ブルーストリーム

ディアネラ・ブルーストリーム

ブルーグレーの葉がおしゃれなディアネラは、近年人気のカラーリーフプランツです。初夏には青紫やクリーム色などの小さな花を咲かせます。寒さにはあまり強くありませんが、育てた経験ではマイナス8℃くらいまでは大丈夫です。

アジュガ

冬のアジュガ

銅葉品種のアジュガ・チョコレートチップ

アジュガは、美しい花と葉色を楽しむことができる多年草で、グランドカバーや寄せ植えなど様々な用途で活用できます。霜が降りる地域では葉が少し傷みますが、早春になるとまた綺麗に茂ってくれます。

クリスマスローズ

冬のクリスマスローズ

もう少しで花が咲きそうです

クリスマスローズは、冬の花が少ない時期に花を咲かせてくれる貴重な多年草。強い日差しが苦手なので、夏は半日陰になるような落葉樹の足元に植えるのがおすすめです。

ペンステモン

ロゼット状に茂る冬のペンステモン

ペンステモン・ハスカーレッド

写真は銅葉のペンステモン・ハスカーレッド。とても丈夫な品種です。冬の間は葉をロゼット状に茂らせています。年々大株になっていくので冬の寂しい庭には頼もしい助っ人になります。

タイム

タイム・ロンギカウリス

秋に植えたタイム・ロンギカウリス

タイムには、立ち性や這い性、様々な葉色の品種があります。冬は葉が少なくなる品種もありますが、我が家ではタイム・ロンギコウリスがきれいな緑葉を茂らせています。春には、ピンク色の花を一面に絨毯のように咲かせます。

気になる多年草はありましたか?詳しい情報を知りたい方は▼あわせて読みたいのリンクを覗いてみてください。リンク先の記事では、特徴や育て方、写真もご紹介しています。

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