メドースイート・オーレアの特徴や育て方を初心者にもわかりやすく解説

メドースイート・オーレアはバラ科の多年草。

ハーブとしても知られるメドースイートの黄金葉品種で、鮮やかな黄金色の葉がとても美しい植物です。

葉は夏も比較的色が褪せず、周年カラーリーフとして楽しめます。

初夏から夏にかけて咲く小さなクリーム色の花は、清楚な雰囲気でとても可愛いです。

今回はメドースイート・オーレアの特徴や育て方をご紹介します。

メドースイート・オーレアの基本情報

蕾もかわいい

メドースイート・オーレアの特徴

メドースイート・オーレアは、バラ科の耐寒性多年草です。

ハーブとしても知られるメドースイートの黄金葉品種で、鮮やかな黄金色の葉はとても美しく、夏も葉の色が褪せにくいのでカラーリーフプランツとして周年楽しめます。初夏から夏にかけて、小さなクリーム色の花を房状に咲かせます。

メドースイートの自生地は湿った草地や小川のほとりなので、やや湿り気のある環境でよく育ちます。乾燥は苦手です。

基本種のメドースイートは緑葉です。他には葉に斑が入る「メドースイート・バリエガータ」、八重咲きの花を咲かせる「メドースイート・フローレブレノ」があります。

メドースイートは全草に芳香があり、香料や染料、お茶の香り付けなどに古くから利用されてきました。蕾からはサルチル酸が抽出され、アスピリンの原料となりました。

メドースイートは流通量が少なく、園芸店やホームセンターではあまり見かけません。ネット通販で春や秋に流通することが多いです。

ちなみに、私は「おぎはら植物園」で10月中旬に購入しました。

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メドースイート・オーレアの栽培環境

日当たり・置き場所

日向から明るい日陰で育てることができます。

ただし、強い日差しと乾燥を嫌うので、夏は午後から日陰になる場所が理想的です。

やや冷涼な気候を好むので、暖地では西日が当たる場所は避けましょう。

用土

水はけと水持ちの良い土壌を好みます。

メドースイートの自生地は湿った草地や小川のほとりなので、やや湿り気のある環境でよく育ちます。

鉢植えの場合は、市販の草花用培養土で問題なく育ちます。

地植えの場合は、掘り上げた庭土に腐葉土や堆肥、少量の緩効性化成肥料を混ぜ込みます。

メドースイート・オーレアの育て方

美しい黄金葉が目を惹きます

水やり

メドースイート・オーレアは乾燥が苦手です。水切れには注意しましょう。

鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと水やりをします。

地植えの場合でも、晴天が続いて乾燥気味のときにはたっぷりと水を与えるようにしましょう。

肥料

メドースイート・オーレアは、植え付け時に元肥を施せば、その後の肥料はほぼ不要です。

植え付け・植え替え

適期は春か秋です。

鉢植え、地植えのどちらでも育てることができます。

鉢植えの場合は、根詰まりするようになったら、ひと回り大きな鉢に植え替えましょう。

地植えの場合は、株が混み合ってきたら株分を兼ねて植え替えましょう。

メドースイート・オーレアの花

手入れ

花が終わったら花茎を根元から切り取っておきます。

枯れ葉は取り除きましょう。

夏越し

耐暑性は普通です。

メドースイートは強い日差しと乾燥を嫌います。水切れには注意しましょう。

鉢植えは風通しの良い明るい日陰で管理します。

冬越し

冬は地上部を枯らして越冬します。

寒さには強いので特別な防寒対策はいりません。

鉢植えは土が乾いたら水やりをしましょう。地植えには水やりは不要です。

「メドースイート・オーレア」や「カレックス・エヴァリロ」など、黄金葉でまとめたコーナー

病害虫

夏の高温期にハダニが発生することがあります。

見つけ次第駆除しましょう。

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増やし方

株分けで増やせます。株分けの適期は春と秋になります。

まとめ

庭をパッと明るくする黄金葉

最後までご覧いただきありがとうございました。

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