夏に植えつけ可能な一年草4選|苗選びや植え付け時のポイントも紹介します

夏に植えたい一年草

春から初夏は賑やかだった庭が、梅雨の間にお花が傷だり、枯れたりして寂しくなっていませんか?

でも、今から植えても大丈夫な花ってある?

暑すぎて何も育たないよねぇ?

何か植えたいけど、こんなに暑いと育つ気がしませんよね。

でも、夏に植え付けても元気に育って、花を咲かせてくれる植物があるんです。

実際、私も7月30日に植え付けたばかり。

ただし、この時期に植え付けるなら、ちょっと気をつけたいこともあります。

そこで今回は、夏に植え付けできる一年草4種と苗の選び方、植え付け時のポイントをご紹介します。

夏に植え付け可能な一年草4種

セロシア

セロシアの花

初夏から晩秋にかけて、ロウソクの炎のような細長い形の花を次々と咲かせます。

野生的でかわいらしい雰囲気は、ナチュラルガーデンにぴったりです。

夏の暑さと乾燥に強く、夏の間も花は休むことはありません。

ドライフラワーにもおすすめです。

科名:ヒユ科

花期:7〜11月

花色:ピンク・赤紫・アンティークカラー

草丈:15〜150cm

分類:春まき一年草

原産地:熱帯アジア、アフリカなど

センニチコウ

センニチコウの花

春から晩秋にかけて、2cmくらいのポンポンのような丸い花を次々と咲かせます。

夏の暑さと乾燥に強く、真夏も花は休むことがありません。

花もちが良くドライフラワーにもなります。

科名:ヒユ科

花期:5〜11月

花色:白・ピンク・紫・赤

草丈:15〜80cm

分類:春まき一年草

原産地:熱帯アフリカ

トレニア

紫のトレニアの花

我が家のトレニア

高温多湿に強く、株は成長しながら次々と花を咲かせ、花上がりが良いのが特徴です。

夏の間も花が休むことなく開花します。

多湿に強い反面、乾燥には弱いところがあります。

科名:アゼトウガラシ科

花期:6〜11月

花色:白・黄・ピンク・紫

草丈:20〜35cm

分類:春まき一年草

原産地:東南アジア

ポーチュラカ

クリーム色のポーチュラカの花

高温と乾燥にとても強く、花色が豊富なのが特徴です。

ほふく性で這うように広がり、グランドカバーにも最適です。

日向を好み、日当たりの悪い場所では花が咲かないので、植え付け場所には気をつけましょう。

科名:スベリヒユ科

花期:5〜10月

花色:白・黄・橙・ピンク・赤

草丈:10〜20cm

分類:春まき一年草扱い

原産地:南アメリカ

苗の選び方

夏に苗を植え付けるなら、状態の良い苗を選ぶことが大切です。状態の良くない苗を植えると枯れるリスクが高くなります。

では、どういった苗が良い状態の花苗なのか、お店で花苗を選ぶチェックポイントをご紹介します。

①ほどよく根が張っているもの

白い根がほどよく張っているものを選びましょう。

根が茶色くなっているものは、植え付け後に新しい根が出にくい傾向があるので避けます。

店頭でポットから苗を抜いて確認することができない場合は、ポットを握った時の硬さで判断します。

ポットを握った時に程よい硬さのものを選びましょう。

根が張りすぎてポットがカチカチになっているものや、逆に根が張っていなくてポットがフニャフニャしたものは避けます。

②健康な葉がしっかり茂っているもの

葉が株元まで茂っていて、葉の色が濃いものを選びましょう。

下葉が落ちてしまっているものや葉が黄色くなっているもの、明らかに病気にかかっているものは避けましょう。

植え付け時のポイント

植え付け時には活力剤を与えること、植え付ける時間帯や置き場所にも気をつけましょう。

苗の根鉢はほぐさずにそのまま植え付けましょう。

活力剤を与える

活力剤は根の張りを良くし、根の活着を促進します。

植え付け前のポット苗や植え付ける土には、規定量に薄めた活力剤をたっぷりと与えておきます。

私はリキダスを使っています。

植え付け方

苗の根鉢はほぐさずにそのまま植え付けましょう。

地植えの場合

地植えの場合は、日差しが弱まる夕方に植え付けるのがオススメです。

植え付け穴を掘ったら、規定量に薄めた活力剤をたっぷりと水やりしておきます。そこへ苗を植え付けます。

植え付け後には、苗と周りの土が馴染むように規定量に薄めた活力剤で水やりしておきましょう。

植え付けた苗の周りをバーク堆肥などでマルチングしておくと、乾燥防止になります。

鉢植えの場合

植え付けは早朝か夕方に行います。

鉢の半分程度まで土を入れたら、規定量に薄めた活力剤をたっぷりと与えておきます。

苗を植え付け、土を足したら、規定量に薄めた活力剤を水やりがわりに与えます。

植え付け後の数日は日陰で管理し、徐々に明るい場所に慣らしていきましょう。

日向が好きな植物でも、しっかりとした株に育つまでは西日が当たらない場所に置いてあげると良いです。

植え付け後の水やり

植え付け後、根付くまでは水切れさせないように注意しましょう。

夏の水やりは早朝か夕方に行います。1日1回の水やりで間に合わない時は、朝・夕の2回水やりしましょう。

 

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