アスター・レディインブラックはブロンズリーフの宿根アスター。晩夏から秋にかけて小さな花を無数に咲かせます。
野趣溢れる姿は自然風な庭によく似合い、丈夫で育てやすい植物です。
今回はアスター・レディインブラックの特徴や育て方をご紹介します。
もくじ
アスター・レディインブラックの基本情報
学名 | Aster Lateriflorus‘Lady in Black’ |
別名 | カルコスター、スターヘッドアスター |
科名・属名 | キク科 アスター属 |
園芸分類 | 耐寒性多年草(冬季落葉種) |
原産地 | 北アメリカ |
花期 | 晩夏〜秋(8月下旬〜11月) |
花色 | 白花(花芯はピンク) |
草丈 | 80〜100cm |
耐寒性 | 強い(−20℃前後) |
耐暑性 | 強い |
日照 | 日向 |
アスター・レディインブラックの特徴

9月中旬の庭 咲き始めの様子
アスター・レディーインブラックは、黒みがかった葉に個性的な白い小花を咲かせる多年草タイプのアスターです。
晩夏から秋にかけて、1cmくらいの小花を株を覆うほど無数に咲かせます。花は白い花弁に花芯はピンク色の個性的な花姿で、咲き進むとピンク色の花芯がさらに目立ってきます。
葉は芽吹きの頃は黒みがかり、気温が上がると緑色に変化します。秋に気温が下がってくると再び黒みがかり、とてもシックな雰囲気です。
暑さ寒さに強く丈夫で育てやすいので初心者にもおすすめです。
穂の綺麗なグラスと相性が良いですよ。
アスター・レディインブラックの育て方

9月下旬 蒜山ハービルにて
栽培環境
日当たりと水はけの良い場所で、やや乾燥気味の環境を好みます。さらに夏場は風通しが良いと理想的です。
ひと株でボリュームのある株になるので、ある程度広いスペースで育てましょう。
水やり
やや乾燥気味に管理します。多湿は苦手なので水の与えすぎには注意しましょう。
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと水やりをします。
地植えの場合は、根付いてしまえば降雨に任せます。夏にしおれるほど乾燥するようなときは水やりをします。
肥料
あまり肥料を必要としません。
鉢植えは春と秋に緩効性化成肥料を控えめに置き肥します。地植えは肥料はいりません。

9月下旬 蒜山ハービルにて
植え付け
4〜6月が適期です。
鉢植えの場合は、市販の草花用培養土で問題なく育ちます。
地植えの場合は、用土に腐葉土をすき込んで水はけの良い環境を作りましょう。ひと株でボリュームのある株になるので、ある程度広いスペースで育てましょう。
植え替え
適期は2〜3月の芽出しの直前です。
アスターは生育がよく根詰まりしやすい植物なので、鉢植えは毎年ひとまわり大きな鉢に植え替えるか、株分けしましょう。
地植えは3年に一度くらいの頻度で掘り上げ、株分けして植え替えましょう。
手入れ
6月ごろに1/3くらいの丈まで切り戻しておくと、枝数が増え花をたくさん咲かせます。草丈も低めに抑えることができます。

9月中旬の庭から
夏越し
暑さに強いので特別な対策は不要です。
冬越し
冬に地上部が枯れたら地際で刈り取ります。寒さに強いので特別な対策は不要です。
*寒冷地では鉢植えは軒下に移動し、地植えは株元を腐葉土かバークで覆い凍結対策すると安心です。

9月下旬 蒜山ハービルにて グラスとの植栽
病害虫
うどん粉病
うどんこ病にかかると、葉や茎に小麦粉のような白い粉がふりかけられたような姿になります。うどんこ病は、春から秋(夏の高温時を除く)にかけて発生しやすく、特に風通しの悪いところなどでは多発します。
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グンバイムシ
成虫や幼虫が葉裏に寄生し、葉の汁を吸います。そのため、葉の葉緑素がなくなって白いかすり状の斑ができます。大量に発生すると株の生育が悪くなります。
アブラムシ
暖かい時期にアブラムシが発生することがあります。
▼害虫は被害が小さいうちに駆除しましょう。
増やし方
株分けと挿し木で増やせます。
株分けの適期は2〜3月、挿し木の適期は5〜6月です。
まとめ
- 初夏から秋にかけて無数の小花を咲かせる宿根草
- 黒みがかった葉が珍しい
- 白い花弁にピンクの花芯の小花が個性的
- 日向を好み、乾燥に強く、西日が当たる場所でも元気
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