コレオプシスは種類が多く、一年草、多年草がありますが、ウリドリームは多年草のコレオプシスになります。
花期は初夏から晩秋までと長く、暑さに強く夏の間も花を咲かせます。
性質は丈夫で、育てやすいので初心者にもおすすめです。
この記事ではコレオプシスの育て方を紹介します。
もくじ
コレオプシス・ウリドリームの基本情報
キク科 ハルシャギク属
耐寒性多年草 冬期落葉種
原産地 北アメリカ
花期 6〜11月
花色 サーモンオレンジ ホワイト ピンク ルージュ
草丈 30〜60cm
耐寒性 強い
耐暑性 強い
日照 日向
コレオプシス・ウリドリームの特徴

8月6日の庭から
花上がりが良い
スッと伸びた繊細な茎の先に小さな花を咲かせます。
花上がりが良く、花期は初夏から〜晩秋までと長く楽しめます。
季節で花色が変化する
コレオプシスは季節で花色が変化します。気温が低い時期の花色は濃くなります。
写真はサンセットという種類ですが、初夏はサーモンオレンジ、夏は黄味が強くなり、秋はダークオレンジへと変化します。

6月下旬

8月初旬

9月下旬

11月下旬 そろそろ花は終わりです
暑さ寒さ、病気にも強く育てやすい
暑さや寒さ、病気に強く丈夫で、痩せ地でも元気に育ちます。
冬は落葉して越冬します。
鉢植えや寄せ植え、花壇植えにも向いています。
コレオプシス・ウリドリームの育て方

7月の庭から
栽培環境
日向から半日陰の、水はけの良い環境を好みます。
水やり
乾燥気味の環境を好みます。
鉢植えは土がしっかり乾いてから水やりします。
地植えは降雨に任せます。真夏にしおれるような時は水やりします。
肥料
植え付け時に元肥として緩効性化成肥料を施せば、その後の肥料はほぼ不要です。
痩せ地でも育つ植物で、肥沃な土では徒長して草姿が乱れたり倒れる原因になります。
切り戻した時は少量の緩効性化成肥料を置き肥します。

9月下旬 気温が下がってくると花色が濃くなる
植え付け・植え替え
春と秋が適期です。
植え付け
鉢植えは市販の草花用培養土で問題なく育ちます。
地植えの場合は、掘り上げた土に腐葉土を混ぜ込み水はけの良い環境を作ります。さらに元肥として少量の緩効性化成肥料を混ぜ込みます。
植え替え
鉢植えは根詰まりするようなら、ひとまわり大きな鉢に植え替えるか株分けします。
地植えでは植え替えは不要です。
手入れ
こまめに花がらを摘むのは大変なので、
ひと通り咲いて、見苦しくなったら切り戻すのがおすすめです!
株元10cmくらいで切り戻しておくと、2〜3週間後には開花し始めます。
次の花を早く咲かせたい時は、枝先10cm程度の切り戻しにとどめます。
草丈が高くなって草姿が乱れた時は、株元で切り戻すと再び姿良く花を咲かせます。

7月22日に株元10cmでカット

3週間後には満開になりました
増やし方
株分け、挿し木、種まきで増やせます。
株分け・・・早春か晩秋の花が終わった頃
挿し木・・・6月か、9月〜10月
種まき・・・3月中旬〜4月か、9中旬〜10月
まとめ
- コレオプシス・ウリドリームは多年草
- 日向〜半日陰の水はけの良い環境を好む
- 初夏から晩秋まで花を咲かせる
- 過湿に注意さえすれば育てやすい
たくさんの品種があるので、お気に入りのものがきっと見つかると思います。
▼夏に元気な植物はこちらの記事から
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