年々夏の暑さが厳しくなって、いったい何を植えれば夏も元気に花を咲かせてくれるんだろう・・・
と悩んでいませんか?
そこで、今回紹介するのが、暑さに強い一年草と宿根草19選!
しかも、初夏から秋まで長く咲く花を選びました。
全て自宅の庭で実証済みなので、自信を持っておすすめします。(ここでおすすめする植物のほとんどが西日にも耐えます)
詳しい育て方は▼あわせて読みたいのリンクで紹介しています。
*我が家は中国地方の山間部。
耐寒性ゾーン地図では8bの地域です。夏は平野部と変わらず過酷な環境。最高気温は連日30度を越します。昨年は最高気温が35度を越す日が10日以上続き、一番暑い日の気温は38度ありました。
暑さに強い一年草
では早速、暑さに強い、初夏から秋まで長く咲く一年草から紹介します。
スーパートレニア・カタリーナ

濃いブルーが涼しげなスーパートレニア・カタリーナ『ブルーリバー』
いまや夏の定番!
スーパートレニア・カタリーナのない夏は考えられません。
花が次々と咲くので花がら摘みは欠かせません。
▼あわせて読みたい
クレオメ

7月の庭から

ひと株でここまで成長しました
クレオメは種から育てるのが一般的で、苗はあまり流通していませんでしたが、最近「 PROVEN WINNERS 」のクレオメ・セニョリータ の苗をホームセンターで見かけるようになりました。
セニョリータは分枝が良く、夏の間も花が途切れることがありません。我が家では霜が降りるまで咲き続けてくれます。
▼あわせて読みたい
ヘレニウム・ダコタゴールド
何年か前に植えたひと株から、毎年こぼれ種で咲いています。
こぼれ種の発芽はほどほどなので、爆発的に増えることはありません。
霜が降りるまで咲き続けます。
▼あわせて読みたい
エミリア・コクシネア

5月の庭から

6月の庭
細い茎の先に小さなオレンジ色の花を咲かせます。
暑いのが好きなようで、気温が上がるにつれて元気になります。
我が家では11月中旬まで咲いていました。
こぼれ種が良く発芽し、春に落ちたこぼれ種は8月には芽を出し、晩秋まで花を咲かせます。
▼あわせて読みたい
センニチコウ
センニチコウは花もちが良いのが特徴で、切り花やドライフラワーになります。
花色は赤やピンクもあり、ポピュラーな植物でどこでも手に入ります。
▼あわせて読みたい
アンゲロニア
このアンゲロニアは7月末に植えた株。
ちょっと遅いかなと心配だったけど、暑さに強いアンゲロニアはすくすく育っています。
花色が豊富で、小輪や大輪の品種もあります。
▼あわせて読みたい
ユーフォルビア・ダイアモンドフロスト

ユーフォルビア・ダイアモンドフロスト

八重咲き品種のダイアモンドスノー
小さな花がふんわりとかすみ草のように咲き、見た目の繊細さからは想像できないほど丈夫です。
花期は春から晩秋までと長く、花がら摘みもいらない手のかからない植物です。
▼あわせて読みたい
タデアイ
タデアイは昔からある植物で、葉が藍染の原料に使われます。
花は雑草のタデを派手にした感じで可愛い♪
こぼれ種で良く増えます。
▼あわせて読みたい
パープルファウンテングラス
このグラスは、7月の初めにポット苗で購入して鉢に植えたものです。
多くの植物が成長を止める暑い時期にもグングン成長します!
濃いワインレッドの葉に赤紫の穂がきれいです。
寒さに弱いので暖地以外では冬を越せませんが、毎年植える価値がある美しいグラスだと思います。
▼あわせて読みたい
暑さに強い宿根草・多年草
ここからは暑さに強い、初夏から秋まで長く咲く宿根草・多年草を紹介します。
メカルドニア
ほふく性で這うように横へ広がり、春から晩秋まで小さな花を次々と咲かせます。
半日陰では極端に花上がりが悪くなるので、日向で育てるのがポイントです。
▼あわせて読みたい
サルビア・ミスティック スパイヤーズブルー
濃い青紫の花がとても美しいサルビアです。
咲き進むにつれて花穂が長く伸び、目を引きます。
▼あわせて読みたい
ガイラルディア・グレープセンセーション

9月の庭

花弁が散った後の花芯
とにかく花期が長い、花上がりが良い。
とても育てやすい宿根草です。
花後のポンポンのような花芯も面白いですよ。
▼あわせて読みたい
ツルバキア・シルバーレース
日当たりが大好きで、西日が当たる場所も平気。
花のない時期も白っぽい斑入りの葉が美しいです。
▼あわせて読みたい
カラミンサ・ネペタ

ツルバキアとカラミンサ
白い小花をたくさん咲かせるカラミンサ・ネペタ。
夏の間も元気に花が咲き続けます。
西日も平気で、どんな花とも馴染むので庭のあちこちで活躍しています。
▼あわせて読みたい
エキナセア
人気の宿根草エキナセア。
花色がとても豊富で、年々大株になります。
▼あわせて読みたい
コレオプシス

7月の庭から
四季咲きで、姿が乱れたら切り戻して何度でも花を楽しめます。
季節で花色が変化するのも魅力で、気温が低い時期には花色が濃くなります。
▼あわせて読みたい
ガウラ

純白の花を咲かせる品種 クールブリーズ
ふんわりと次々に花を咲かせるガウラ。霜が降りる頃まで咲き続けます。
花色は淡いピンクや濃いピンク、斑入り葉の品種もあります。
寄せ植えにはコンパクトな品種がおすすめです。
▼あわせて読みたい
ルドベキア・ヘンリーアイラーズ

8月の庭から
細い筒状の花弁が個性的な多年草タイプのルドベキアです。
花弁が細いので軽やかな印象です。
▼あわせて読みたい
ユーパトリウム
この薄いブルーが涼しげで大好きです。
生育旺盛で丈夫で育てやすい植物です。
水切れすると葉がカリカリになってくるので、真夏は朝夕2回の水やりが欠かせません。
地下茎でどんどん増えます。
▼あわせて読みたい
夏の庭の管理のポイント
環境を整える
鉢植えは地面に直接置かずに、鉢足台(ポットフィート)や鉢スタンドに乗せて風通し良くしてあげましょう。
地植えの場合は、植物が夏を快適に過ごせるように、梅雨に入る頃に花壇の草抜きや必要な切り戻しをして、風通しの良い環境を作りましょう。
早朝か夕方の涼しい時間に水やりしましょう。
1回の水やりでは水が足らない植物は、早朝と夕方の2回水やりします。
夏はホースに溜まった水がお湯になっていることがあります。
水やり前に放水して、水が冷たくなったのを確認してから水やりしてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
この記事が少しでもお役に立てると嬉しいです。
「Amazon」のアソシエイトとして、「ゆるっとガーデニング 」は適格販売により収入を得ています。