ミューレンベルギア・カピラリスは、赤紫の穂がとても美しいイネ科の多年草。
近年、注目を集めているオーナメンタルグラスの中でも特におすすめの品種です。
性質はとても丈夫で、初心者でも簡単に育てることができます。
今回は、ミューレンベルギア・カピラリスの特徴や育て方をご紹介します。
▼こんな方におすすめの記事です▼
- ミューレンべルギアを育てたい
- 穂が美しいグラスに興味がある
- 庭のアクセントになる植物を探している
もくじ
ミューレンベルギア・カピラリスの基本情報

9月下旬の庭
科・属名 | イネ科 ネズミガヤ属 |
形態 | 耐寒性多年草 |
原産地 | アメリカ |
学名 | Muhlenbergia capillaris |
別名 | ムーレンベルギアなど |
花期 | 晩夏〜晩秋 |
草丈 | 90cm前後(開花後の花丈を含む) |
葉張り | 90cm前後 |
耐寒性 | 強い(マイナス12度) |
耐暑性 | 強い |
日照 | 日向 |
ミューレンベルギア・カピラリスの特徴

10月初旬 コバルトセージとミューレンベルギアの穂
常緑の多年草
常緑の多年草で冬も葉があります。
シルバーグリーンの細い葉は硬く、草姿がきれいにまとまります。
冬の葉はグレーがかり、冬の寂しい庭に彩りを添えてくれます。
赤紫の穂が美しい
晩夏ごろから穂が出始めます。
この穂は最初は白く、徐々に赤紫に変わります。

9月 出始めの穂
大株になると穂がたくさん立ち上がり、赤紫の霧のように見えます。
繊細で柔らかい穂が風にそよぐ姿は、なんともいえない風情があります。

10月初旬 夕陽に照らされる穂
特に、朝日や夕陽に照らされる穂は幻想的でとても美しいです。
切り花やドライフラワーにもおすすめです。
丈夫で育てやすい
耐寒性・耐暑性が強く、夏の高温多湿さえ気を付ければ放任で元気に育ちます。
草丈は90cm前後と大きくなるので、鉢植えより地植えに向いています。
ミューレンベルギア・カピラリスの育て方

9月下旬の庭 青紫の花はコバルトセージ
栽培環境
日当たりと水はけの良い場所を好みます。
夏の高温多湿は苦手なので、風通しの良い場所が理想的です。
大きな株になるので、それなりのスペースがある場所に植えてください。
水やり
地植えはほぼ降雨に任せます。
肥料
痩せ地でも育つ植物です。
肥料はほとんどいりません。

11月初旬の紅葉
植え付け・植え替え
植え付け
適期は3〜4月と9〜10月です。
掘り上げた庭土に腐葉土を混ぜ込み、水はけの良い環境を作って植え付けます。
植え替え
地植えでは植え替えは不要です。
植え替えたい時は、真夏と真冬を除いた時期に、草丈を短く切り戻して植え替えます。
手入れ
伸びすぎて草姿が乱れたり、枯れ葉が目立って見苦しいようなら、地際で切り戻すと再び芽吹き姿が整います。
増やし方
株分け・種まきで増やせます。
環境が合えば、こぼれ種でも増えます。
株分けの適期は3〜4月、種まきの適期は4月です。

9月下旬の庭
夏越し
高温多湿は苦手なので風通し良く育てます。
冬越し
寒さには強いので特別な対策はいりません。
枯れ葉が目立って見苦しいようなら、春の芽吹きまでに地際で切り戻します。
病害虫
特には見られません。
ミューレンベルギアの主な品種
カピラリスの他に流通するのは次の2品種です。
ミューレンベルギア・リンドヘイメリ
穂が白く大型になる品種です。穂が上がると1.5mにもなります。
ミューレンベルギア・レバコニー
穂が赤茶色でやや小型(60cm)の品種です。狭い場所に向いています。
▼店頭ではあまり見かけないのでネット通販で購入するのがおすすめです。
まとめ
- 暑さ寒さに強い常緑の多年草
- 晩夏〜秋の赤紫の穂がとても美しい
- 日向を好み痩せ地でも育つ
- 病害虫もほぼ見られず育てやすい
- 株分け・種まき・こぼれ種で増やせる
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