オレガノ『ディクタムナス』という植物をご存知ですか?
『ディクタムナス』は、もこもこのシルバーリーフが可愛いオレガノです。
花後のガクはとっても綺麗な色で、長期間ドライフラワーとして楽しめます。
この記事では、オレガノ・ディクタムナスの特徴や育て方を紹介しています。
<こんな方におすすめの記事です>
- シルバーリーフが好き
- 冬も常緑のシルバーリーフを知りたい
- ドライフラワーになる花を知りたい
- 珍しいオレガノを知りたい
もくじ
オレガノ・ディクタムナスの基本情報
シソ科 ハナハッカ属
耐寒性多年草(冬季常緑〜半常緑種)
原産国 ギリシャ
学名 Oreganum dictamnus
別名 花オレガノ オレガノ・ディクタムヌス など
花色 ピンク
花期 初夏〜初冬
草丈 20cm〜30cm(開花時の花丈を含む)
耐寒性 強い(マイナス12度)
耐暑性 中
オレガノ・ディクタムナスの特徴
シルバーの綿毛に覆われた丸い小さな葉が可愛いらしいオレガノです。
スッと伸びた花茎のガクの間から、とても小さなピンクの花を咲かせます。
気温が低くなってくると、このガクがピンク色に変わっていきます。
冬に入ると花が終わり、ガクが濃いピンクになって残ります。
このガクは褪色しにくく、そのまま乾燥させると綺麗なドライフラワーになります。
オレガノの中では成長がゆっくりです。草丈は20cm〜30cmくらい。
乾燥気味の環境を好みます。
このサイズと乾燥好きの性質は、ハンギングにぴったりです。
寄せ植えにもおすすめですが、一緒に植える植物は乾燥気味が好きな物を2〜3種類までにして、風通し良く育ててください。
ラベンダーやタイム、グラス植物のカレックスなどがおすすめです。
オレガノ・ディクタムナスの育て方
栽培環境
日当たりと水はけ、風通しの良い場所を好みます。
地植えよりも、鉢植えやハンギングバスケットの方が向いています。
高温多湿は苦手なので、夏は半日陰に移動します。
水やり
乾燥気味に管理します。
水やりは土がしっかり乾いてから与えます。
肥料
あまり肥料を必要としません。
春の萌芽の頃に、少量の緩効性化成肥料を株元に置き肥する程度で十分です。
肥料を与えると葉は茂りますが、与えすぎると株元が茂りすぎて蒸れる原因になるので、肥料は控えめに!
*数年たった株が肥料の加減で急に大きくなることがあります。
我が家のディクタムナスは花茎が50cmまで伸びて、びっくりしました!肥料が多すぎたんでしょうね。
植え付け・植え替え
春(4〜5月)か秋(9〜10月)が適期になります。
水はけと通気性に富んだ土が適しています。
市販の草花用培養土に軽石かパーライト(黒曜石)を混ぜるか、山野草の土を使います。
ディクタムナスは蒸れに弱いので、鉢植えがおすすめです。
手入れ
手入れはほぼ不要です。
花はとても小さく、勝手に散ってくれるので花がら摘みの必要はありません。
下葉が落ちて見苦しい枝は、切り戻すとまた芽吹いてきます。
成長がゆっくりなので、切り戻すときは軽めに切り戻してくださいね。
*地際で切り戻しても再生しますが、大きくなるまでに時間がかかります。
夏越し
高温多湿が苦手なので、風通しの良い半日陰で乾燥気味に管理します。
冬越し
寒さには強いので特に気をつけることはありませんが、鉢植えは霜が当たらない場所に移動するとダメージが少なくてすみます。
病害虫
特には見られません。
増やし方
実生 株分け 挿し木で増やせます。
オレガノは発根しやすい植物なのですが、シルバーリーフのディクタムナスは発根しづらいかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
決して派手な植物ではありませんが、もこもこのシルバーリーフと小さな花、色が変わっていくガクが可愛いです♪
花後のガクはとても綺麗な色で、簡単にドライフラワーになります。
ドライフラワーにしても褪色しにくく、長い間きれいな色が楽しめます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
この記事が少しでもお役に立てると嬉しいです。
オレガノディクタムナス、かわいいですよね
3年位前に葉っぱがかわいいので買ったのですが
去年いっぱいはんが咲いて自分の部屋のベランダに場所移動したら
元気がなくなり・・・・最後は枯れてしましました。
近所や、買ったお店に問い合わせましたが
おいてないとのこと・・・・
取寄せを今考えていますが
本体より送料のほうがはるかに高くてじっくり考え中です。
こんにちは。
ブログを読んでくださってありがとうございます。
ディクタムナス、枯れてしまって残念でしたね。
移動して環境が変化したのが原因かもしれませんね。
ディクタムナスはあまり流通してないので、なかなか見かけることがありません。
でも本体より送料の方が高かったら、私も絶対悩みますね!
縁があればまた出会えるはず。
気長に待つのも良いかと思います。