トレニアの特徴や育て方|暑さに強い夏花壇の定番植物|切り戻しや増やし方も解説します

紫のトレニアの花

トレニアの基本情報

学名 Torenia
別名 ナツスミレ、ハナウリクサ
科名 アゼトウガラシ科
属名 ツルウリクサ属
分類 一年草
原産地 東南アジア、南アフリカ

トレニアの特徴

紫のトレニアの花

8月の庭から

トレニアは、初夏から晩秋まで長期間にわたって花を咲かせる草花で、暑さや湿度に強く夏の花壇や寄せ植えにおすすめです。

花色のバリエーションも豊富で、青、紫、ピンク、白、黄色などがあります。草丈は20〜30cmなので鉢植えや花壇の手前に植えるのがおすすめです。

草姿はこんもりまとまる「立ち性」と、這うように広がる「ほふく性」があります。ほふく性の品種には、近年人気の「スーパートレニア・カタリーナ」、特徴的な白い花を咲かせる「ソラリナ」、黄色い花を咲かせる「イエロームーン」などがあります。

トレニアは本来は多年草ですが、耐寒性がないので日本では一年草扱いにされています。霜が降りると枯れます。

開花時期 6月〜10月
花色 青、ピンク、白、紫など
草丈 20〜30cm
葉張り 20〜40cm
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
日照 日向〜半日陰

トレニアの育て方

白い花を咲かせるトレニア

8月の庭から

栽培環境

トレニアは日当たりと水はけの良い環境を好みます。

夏の多湿には強いですが極端な乾燥は苦手です。真夏は強い西日が当たらない場所で育てましょう。

水やり

トレニアは乾燥が苦手です。水切れさせると生育や花上がりに影響が出ることがあります。

鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと水やりをします。

地植えの場合は、雨が降らない日が続いて、土が乾くようなときは水やりをしましょう。

ピンクのトレニアの花

肥料

トレニアは長期間花を咲かせ続けるので、肥料切れしないように定期的に肥料を与えます。

鉢植え、地植えともに6月~10月の花期の間は肥料を切らさないように管理します。

規定量に薄めた液体肥料か、緩効性化成肥料を与えます。

植え付け

トレニアの植え付け適期は5月〜8月です。

鉢植えの場合は、市販の草花用培養土で問題なく育ちます。

地植えの場合は、掘り上げた土に腐葉土や堆肥を混ぜ込んで水はけの良い環境を作ります。さらに元肥として、緩効性化成肥料を混ぜ込んでおきましょう。

手入れ

こまめに花がらを摘むと花上がりが良く、美しい状態が保てますが、散った花だけでも取り除くようにすると病気の予防になります。

植え付けから2週間経った頃に摘心すると、枝数が増えて花数が増えます。徒長して姿が乱れたり、花がらや枯れ枝が目立ってきたら、半分くらいの丈に切り戻せばまたこんもりと咲いてくれます。

*真夏の切り戻しは、植物にとって負担が大きいのでなるべく避けましょう。

夏越し

トレニアは暑さに強い植物です。

ただし、乾燥には弱いので、夏の西日が当たる場所は避けたほうが管理は楽です。

鉢植えは西日が当たらない場所に移動しましょう。

地植えは水切れしないように水やりをしましょう。

冬越し

トレニアは寒さに弱いので霜が降りると枯れます。

病害虫

トレニアは、梅雨時など湿度が高い時に灰色かび病が発生することがあります。花がらを放置すると、灰色かび病のもとになるので、散った花だけでも取り除くようにしましょう。

害虫は、アザミウマやアブラムシが発生することがあります。見つけ次第駆除しましょう。

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増やし方

トレニアは種まき、挿し木、こぼれ種でも増やせます。

*園芸品種には種の出来ない品種もあります。

種まき

適期は5月~6月です。発芽温度は20℃~25℃と高めなので、暖かくなってから種をまきます。

挿し木

適期は5月〜7月です。

トレニアは発根が良いので、挿し木はとても簡単です。茎を2節ほどの長さに切り取って挿し穂にします。蕾は摘み取ります。葉の付け根の部分から根が出るので、この部分が土に触れるように挿しておきます。

 

まとめ

白いトレニアの花

  • 初夏から秋まで次々と花を咲かせる一年草
  • 花上がりがとても良く夏花壇の定番植物
  • 花色は青、ピンク、白、紫など
  • 立ち性とほふく性がある
  • 暑さには強いが寒さには弱い
  • 極端な乾燥は苦手で、水切れさせると生育が鈍る
  • 挿し木や種まきで増やせる(園芸品種には種の出来ない品種がある)

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