もくじ
スワインソナ・ガレギフォリアの基本情報
| 学名 | Swainsona galegifolia |
| 科名 | マメ科 |
| 属名 | ガレギフォリア属 |
| 分類 | 半耐寒性多年草(耐寒温度 0℃) |
| 原産地 | オーストラリア東部 |
スワインソナ・ガレギフォリアの特徴

スワインソナ・ガレギフォリアはオーストラリア原産の暑さに強い多年草です。
春から初冬にかけてスイトピーに似た小さな純白の花を咲かせ、長期間楽しめます。葉は羽状複葉で、細長い小葉が左右に並び、ふんわりとした雰囲気があります。
耐寒性はあまり高くなく、0℃程度までが目安とされるため、冬の寒さが厳しい地域では屋内に取り込んで冬越しする必要があります。冬は地上部が枯れますが、春になるとまた新芽が出てきます。
*原産地では白、ピンク、紫、黄、オレンジなどの花色がありますが、日本では白い花を咲かせる品種が「ホワイトスワン」の名前で流通しています。
| 開花時期 | 春から初冬まで |
| 花色 | 白 |
| 草丈 | 60〜90cm |
| 葉張り | 60〜90cm |
| 耐寒性 | 普通(耐寒温度は0℃まで) |
| 耐暑性 | 強い |
| 日照 | 日向 |
スワインソナ・ガレギフォリアの育て方

栽培環境
日当たりと風通しの良い場所を好みます。
霜が降りない地域なら地植えで越冬可能です。冬に霜が降りるような地域では、屋内に取り込む必要があるので、鉢植えで育てるのがおすすめです。
用土
水はけの良い用土を使用することが大切です。
鉢植えは、市販の草花用培養土で大丈夫です。(ただし、安価な培養土は水はけが良くないものがあるので避けましょう。)
地植えは、掘り上げた土に腐葉土や堆肥を混ぜ込み水はけの良い環境を作ります。さらに少量の緩効性化成肥料も混ぜ込んでおきましょう。

水やり
過湿は苦手なので、やや乾燥気味に管理しましょう。
鉢植えは、土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと水やりをします。
地植えは、根付いてしまえば基本的に水やりの必要はありません。
肥料
さほど肥料は必要としません。
よほど生育が悪い時のみ緩効性肥料を少量与えましょう。
植え付け
植え付け適期は春(3月〜5月)です。
マメ科の植物は移植を嫌うものが多いので、根鉢を崩さずに植え付けましょう。
手入れ
夏までに枝先を何度か切り戻すと、枝数が増え、コンパクトな草姿でたくさんの花を咲かせます。
病害虫
暖かくなるとアブラムシが発生することがあります。高温乾燥の環境ではハダニが発生することがあります。見つけ次第駆除しましょう。
増やし方
株分け、挿し木で増やすことができます。
株分けの適期は春、挿し木の適期は5月〜6月です。
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まとめ

- オーストラリア原産の半耐寒性多年草(冬は落葉)
- 暑さに強く、春から初冬にかけて純白の花を咲かせる
- 草丈は60〜90cm程度
- 日当たりと水はけの良い環境を好む
- 耐寒温度は0℃程度、霜が降りる地域では屋内で管理する
- 水やりはやや乾燥気味に管理
- 肥料はさほど必要ない
スワインソナ・ガレギフォリアはとても涼しげな雰囲気があるため、夏のお庭にもおすすめです。あなたも育ててみませんか?
店頭にはあまり出回らないのでネット通販で購入するのがおすすめです。
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