昨年、園芸店で初めて出会ったブロンズリーフ「ビート・ブルズブラッド」。ピカピカでツヤツヤの濃いブロンズリーフに一目惚れしました。
ネットで調べてみましたが、「銅葉のスイスチャード」や「テーブルビート」、「テンサイ」など、いろんな情報が飛び交っていて正解がわかりません。
学名のBetaは野菜の甜菜（テンサイ）のことらしいので、現時点では甜菜（テンサイ）が正解かなっと思っています。
今回はビート・ブルズブラッドを一年以上育てて分かった特徴、育て方をご紹介します。
もくじ
ビート・ブルズブラッドの基本情報
| 学名 | Beta Vulgaris ‘Bull’s Blood’ |
| 別名 | テンサイ、サトウダイコン |
| 科名・属名 | アカザ科 フダンソウ属 |
| 園芸分類 | 常緑耐寒性二年草（一年草扱い） |
| 原産地 | 地中海地方 |
| 花期 | 初夏 |
| 花色 | 黄緑 |
| 草丈 | 20〜30cm（秋から早春） |
| 耐寒性 | 強い |
| 耐暑性 | 強い |
| 日照 | 日向 |
ビート・ブルズブラッドの特徴
ロニセラ、ビオラと寄せ植え
ビート・ブルズブラッドは、草丈20cm前後の光沢のある銅葉が美しい植物。耐寒性がとても強く、冬の寄せ植えにもってこいのカラーリーフです。
春になると花茎を立ち上げ、初夏には80cmほどになります。黄緑色の花を咲かせますが、花は地味で鑑賞価値はありません。この頃には葉も緑がかって綺麗な色ではなくなります。夏には根が大根のようになります。
我が家では、ビオラの寄せ植えに使っていますが、霜が降りても雪が降っても元気です。（我が家は冬の最低気温はマイナス8℃程度）
ビート・ブルズブラッドの育て方
日が当たるとピカピカと輝きます
栽培環境
日当たりと水はけの良い環境を好みます。
水やり
用土が乾いたら、たっぷりと水やりします。
乾燥しすぎは苦手という情報がありますが、冬の間は乾燥気味に管理しても大丈夫でした。
植え付け
市販の草花用培養土で問題なく育ちます。
夏越し・冬越し
暑さ、寒さに強いので特別な対策はいりません。
冬に霜が降りてビオラがぐったりしている時もビート・ブルズブラッドはびくともせず、全く平気です。
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ビート・ブルズブラッドの栽培記録
11月にビオラと寄せ植えにしました。艶のある黒々とした葉がとても個性的です。
4月に地植えにしたらぐんぐん伸びて、80cmくらいになりました。
6月に黄緑色の花が咲きましたが、地味で鑑賞価値は全くありませんでした。（花の写真がなくてごめんなさい。）
葉の色は気温が上がるにつれ緑がかり、葉の形は長細くなって雑草のような雰囲気になりました。草姿はまとまらず、あっちこっちに伸び放題でした。
8月下旬
そして8月、気がつくと根が大根のようになって土からのぞいていました。ちょっとわかりにくいかと思いますが、茶色の大根のようになった根が地面から3cmほど覗いています。
掘り上げたビート
10月下旬になると、葉に勢いがなくなってきました。掘り上げてみると土に埋まった部分は紫色の大根のようになっていました。
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