昨年、園芸店で初めて出会ったブロンズリーフ「ビート・ブルズブラッド」
ピカピカ、ツヤツヤの濃いブロンズリーフに一目惚れ。
ネットには「銅葉のスイスチャード」・「テーブルビート」・「テンサイ」など、いろんな情報が飛び交っていて、正解がわからない。
学名のBetaは野菜の甜菜(テンサイ)のことらしいので、現時点では甜菜(テンサイ)が正解かなっと思っています。
この記事では、ビート・ブルズブラッドを一年育てて、わかった事をまとめています。
ビート・ブルズブラッドの基本情報
アカザ科 フダンソウ属
常緑耐寒性二年草(一年草扱い)
原産地 地中海地方
学名 Beta Vulgaris ‘Bull’s Blood’
別名 甜菜(テンサイ)、サトウダイコン
花色 黄緑
花期 初夏
草丈 20〜30cm(秋から早春)
耐寒性 強い
耐暑性 強い
日照 日向
ビート・ブルズブラッドの特徴

ロニセラ、ビオラと寄せ植え
草丈20cm前後の光沢のある銅葉の植物。
耐寒性がとても強く、冬の寄せ植えにもってこいのカラーリーフです。
我が家では、冬の間ビオラやロニセラ、タイム、白竜、ベロニカなどと寄せ植えにして、屋外で問題なく育っています。
(この冬の最低気温はマイナス7℃程度でした。)
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ビート・ブルズブラッドの育て方

日が当たるとピカピカと輝く!
栽培環境
日当たりと水はけの良い環境を好みます。
水やり
用土が乾いたら、たっぷりと水やりします。
乾燥しすぎは苦手という情報がありますが、冬の間は乾燥気味に管理しても問題なく育っています。
植え付け
市販の草花用培養土で問題なく育ちます。
冬越し
寒さにとても強いので、対策なしで冬越しできます。
気温がマイナス7℃で霜が降りた朝、ビオラがぐったりしている時もビート・ブルズブラッドはびくともせず、全く平気な様子でした。
以上は11月初旬から2月初旬まで育ててわかった情報です。
▼寄せ植えにおすすめのリーフプランツはこちらから
その後のビート・ブルズブラッド

8月下旬の庭から
ビート・ブルズブラッドのその後です。
結論は・・・
- 春から花茎が伸びて80cmほどになった
- 初夏に黄緑色の地味な花が咲いた
- 伸びた茎の葉の色は少し緑がかっていた
- 夏も元気だった
- 根が大根のようになった
花の画像がなくてごめんなさい。
4月に地植えにしたらぐんぐん伸びて、80cmくらいになりました。(ほうれん草を収穫せずに放っていると薹が立つのと同じ感じ)
6月に黄緑色の花が咲きました。
花らしくない地味な花で、雑草のようで鑑賞価値はありませんでした。
葉と茎は相変わらずダークな銅葉ですが、気温が上がるにつれ緑がかってきました。葉の形も長細くなって雑草のような雰囲気に・・
草姿はまとまらず、暴れん坊!
でも、葉と茎の渋い色、雑草のような花が面白かったです。
そして8月、気がつくと根が大根のようになって土からのぞいていました。
ちょっとわかりにくいかと思いますが、茶色の大根のようになった根が地面から3cmほど覗いています。

8月のビート
この後どうなるのかな?掘ってみようかな?
観察を続けます。

掘り上げたビート
10月下旬
葉に勢いがなくなってきたので掘り上げてみると、土に埋まった部分は紫色の大根のようになっていました。
植え付けてからほぼ一年、楽しませてもらいました。
さすがに食べる気にはならず処分したのですが、今思えば一口でも食べてみれば良かったな〜。
最後までご覧いただきありがとうございました。
では、また〜♪
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