クレオメは熱帯アメリカ原産の一年草で、暑さに強く夏の間も花を咲かせ続けます。
日本では明治時代から栽培されている植物で、育てやすく初心者にもおすすめです。
今回は夏の定番一年草「クレオメ」をご紹介します。
もくじ
クレオメの基本情報
学名 | Cleome hassleriana |
別名 | 西洋風蝶草 |
科名・属名 | フウチョウソウ科 セイヨウフウチョウソウ属 |
園芸分類 | 一年草 |
原産地 | 熱帯アメリカ |
花期 | 7〜10月 |
花色 | 白、ピンク、紫 |
草丈 | 60〜120cm |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
日照 | 日向 |
クレオメの特徴
暑さに強い一年草
暑さや乾燥に強く、花が少なくなる真夏も元気に花を咲かせます。花期は7月から10月と長く、手がかからず丈夫で育てやすい一年草です。
個性的な花姿
太くて長い雌しべと、さらに長い雄しべが突き出た花姿がユニークです。
花色は白、ピンク、紫があり、蕾から咲き始めの花びらは濃い色で、夕方には薄い色に変化します。
1輪の花は短命ですが、毎日先端に向かって咲き進み、長い間花を咲かせます。
▼苗はあまり出回りません。種子から育てるのがおすすめです。
クレオメの育て方

9月の庭から
栽培環境
日当たりが良い場所と、水はけの良い土壌を好みます。
乾燥に強く多湿は苦手です。ジメジメした環境や半日陰ではうまく育ちません。
背丈が高くなるものが多いので、矮性種以外は地植えがおすすめです。
水やり
やや乾燥した環境を好みます。
鉢植えの場合は用土が乾いたらたっぷりと水やりします。多湿な環境は苦手なので、水のやり過ぎには注意してください。
地植えの場合は降雨に任せます。夏場に何日も雨が降らず、乾燥するようなら水やりしましょう。
肥料
鉢植えも地植えも5月〜9月の間、緩効性化成肥料を月1回置き肥します。

6月の庭から
植え付け
植え付け適期は4月中旬から6月です。
鉢植えは市販の草花用培養土で問題なく育ちます。
地植えの場合は、水はけが悪いようなら腐葉土をすき込んで、水はけの良い環境を作ります。さらに元肥として緩効性化成肥料を混ぜ込んでください。
クレオメは直根性で移植を嫌います。植え付ける時は、根鉢を崩さないように優しく扱いましょう。
植え替え
移植を嫌うので、一度植え付けたものは植え替えない方が無難です。特に、地植えしたものを掘り起こして植え替えるのはやめましょう。
手入れ
花は下から上へと咲き上がっていきます。先端まで咲き終わったら、花茎の付け根から切り取ります。
草丈が高くなるので、必要なら支柱をします。
*葉柄の付け根にトゲがあるので、触るときは注意しましょう。
夏越し・冬越し
暑さに強いので特別な対策はいりません。
寒さに弱い一年草なので寒くなると枯れます。

クレオメ『セニョリータ・ブランカ』
病害虫
病気はほとんど見られません。
害虫
高温乾燥期にハダニが発生することがあります。ハダニが発生すると、葉がかすれたように白くなります。ハダニは水に弱いので、初期ならば葉の裏に水をかけることで、洗い流して駆除できます。
これでダメなら、被害が大きくならないうちにハダニに効く殺虫剤で駆除しましょう。
▼使用回数に制限のない「ベニカナチュラルスプレー」がおすすめです。
増やし方
種まきで増やせます。こぼれ種でも増えます。
種まきの適期は4月下旬から5月です。
クレオメは移植を嫌うので、種は花壇や鉢に直接まくか、ポットにまいて根が回ってきたらそっと植え替えます。
クレオメの品種
クレオメの品種はあまり多くありません。
主に流通するのは、花が大きめで花色に幅がある『カラーファウンテン』や、草丈が20cm前後の矮性種でピンク色の花を咲かせる『ハミングバード』、分枝の良い『セニョリータ』です。
我が家のクレオメは『セニョリータ』

6月の庭から
『セニョリータ』はPWの改良品種で、次のような特徴があります。
- 分枝が良くたくさんの花を咲かせる
- トゲがない、ベタベタしない、臭くない
- 種ができないので勝手に繁殖しない
花色はブランカ(白)とロザリータ(ピンク)の2色があります。

9月の庭から
私はブランカを植えていますが、ひと株でここまでのボリュームに育っています。純白の花色が夏の庭を爽やかに彩ってくれます。花びらは勝手に散るので、手がかからないのも良いですね。
まとめ
- 暑さや乾燥に強く育てやすい一年草
- 初夏から秋まで休まず花を咲かせる
- 花色は白、ピンク、紫
- 日当たりが良く乾燥気味の環境を好む
- 手がかからず育てやすい
▼夏の間も花を咲かせ続けるオススメの一年草はこちらの記事から
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