パンジー、ビオラは秋から春にかけて長期間花を咲かせる一年草。
冬の花壇や鉢植えには欠かせない存在です。
でも、真冬に成長が止まって花が咲かなくなった経験はありませんか?
実はパンジー、ビオラは品種によって冬の花上がりに差があります。
今回は私が育てた中から、真冬も花を咲かせ続けた3品種をご紹介します。
もくじ
ピンクコアラ(見元園芸)
ピンクコアラは花弁が丸くコロンとした形が可愛いビオラ。
『見元園芸』さんの「丸弁ビオラシリーズ」のビオラです。
淡いピンクの花色がシックでおしゃれ♪
花径は約2cm、草丈は 15cm〜20cmくらいになります。
栽培記録
植え付けたのは11月下旬。
植え付けてから春まで花は休むことなく咲き続けました。
特に1〜2月の花上がりの良さにはびっくり。
3月に入ってからは、さらに花数が増えました。
そして、寒い時期は咲いた花ひとつひとつがとても長持ちします。
ひとつの花がひと月以上咲き続けていました。
咲き進むにつれて花色が薄くなっていくので、古い花と新しい花が混ざった時のグラデーションも魅力的です。
見元園芸さんのビオラは、とにかく花上がりが良い品種が多いです。
ピンクコアラ以外にもたくさんの品種があります。
数年前には見元園芸さんの極小輪ビオラを育てましたが、花上がりが良すぎて、花がら摘みが苦痛なほどでした(笑)
華あられ(花日和)
華あられは小輪のフリルビオラ。
『花日和』さんのオリジナルビオラです。
写真はローズ系の花色ですが、他にもたくさんの花色があります。
花径は3cm前後、冬の間は草丈が10〜15cmくらい。
暖かくなると背丈が伸びて20cmを超えました。
栽培記録
12月初旬に植え付けました。
植え付けてからずっと花が休まず、真冬も咲き続けました。
今までの経験から、フリルタイプのビオラは花上がりが悪いと思っていました。
でも華あられはとても花上がりが良くて、よい意味で期待を裏切られました。
この品種も冬はひとつひとつの花が長持ちします。
咲き始めの花色が濃くて、咲き進むにつれて薄くなっていくので、古い花と新しい花のグラデーションが楽しめます。
3月中旬になってちょっと背丈が伸びてきました。
4月に入って気温が上がると、草丈が20cmを越して急に草姿が乱れました。
まあそれもナチュラルで可愛いかったんですけどね。
よく咲くスミレ(サカタのタネ)
よく咲くスミレは、草姿がコンパクトで花上がりが良い中大輪のパンジー。
『サカタのタネ』さんのオリジナルパンジーになります。
花径は4cm、冬の草丈は 15cmくらいです。
私が選んだソーダという色は、クリーム地にブルーがかすり状に入る爽やかな品種です。
栽培記録
11月中旬に植え付けました。
植え付けてから花がずっと咲き続けています。
3月中旬には、さらに花上がりが良くなって株いっぱいに花を咲かせています。
何年か前に植えたよく咲くスミレは、ここまで花上がりが良くなかったんです。
「名前負けしてるじゃないか!」とガッカリしたのですが、今回は大満足の花上がりでした!
まとめ
この冬に私が育てた中で花上がりがよかった品種はこの3つ!
- ピンクコアラ
- 華あられ
- よく咲くスミレ
他にも冬に花上がりが良い品種はあると思いますが、今回は実際に私が育てた中から良かった品種を紹介しました。
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おまけ
他にも品種不明のこんな可愛いビオラも植えました。
花上がりがすごく良いでしょう。
花の形はピンクコアラに似ていますが、花首が長くて花の色が微妙にブルーがかっていました。
このビオラも冬の間、花を咲かせ続けてくれました。
最後までお付き合いいただき有難うございました。
この記事が少しでもお役に立てると嬉しいです。
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