サルビア・アフリカンスカイの育て方|特徴や耐寒性は?【宿根草】

サルビアアフリカンスカイの淡いブルーの花

サルビア・アフリカンスカイは、淡いブルーの花を咲かせる宿根草。

暑さに強く春から秋まで長期間にわたって花を楽しめます。

ネットでは『寒さに弱く耐寒温度は0度まで』という情報をよく見かけますが、実際は寒さに強い宿根草です。

なぜなら最低気温がマイナス8度まで下がる我が家の庭で2度冬を越しているからです。

今回はサルビア・アフリカンスカイの特徴や育て方をご紹介します。

サルビア・アフリカンスカイの基本情報

サルビア・アフリカンスカイの花

シソ科 サルビア属

耐寒性多年草

 

原産地  南ヨーロッパ

学名   Salvia hybrid AfricanSky

花色          淡いブルー

花期   春〜晩秋

草丈   60〜100cm

耐寒性  強い

耐暑性  強い

日照   日向

サルビア・アフリカンスカイの特徴

サルビアアフリカンスカイの淡いブルーの花

サルビア・アフリカンスカイは、スッと伸ばした花茎に淡いブルーの花を咲かせる宿根草。

澄み切ったブルーの花色がとても魅力的で、チラチラと花を咲かせる姿はどんな植物ともよく馴染み、お庭で使いやすいサルビアです。

サルビア・アフリカンスカイの開花期は春から秋までと長く、夏の間も花が咲き続けます。

草丈は60cm〜100cmで花壇の中段から背景にオススメ。

花壇の背景にサルビア・アフリカンスカイ

6月の庭から

アフリカンスカイは『寒さに弱い』という情報がありますが、実は寒さに強いです。

なぜなら、冬の最低気温がマイナス8度まで下がる我が家の庭で2度冬を越しているからです。

しかも防寒対策は株元をバーク堆肥で覆っているだけです。

今年の冬は1週間ほど雪に埋もれることもありましたが、春には芽吹き順調に育っています。

とにかく性質が丈夫なので初心者にもおすすめですよ。

サルビア・アフリカンスカイの育て方

サルビア・アフリカンスカイの花

8月の庭から

栽培環境

日当たりと水はけの良い場所を好みます。

乾燥や西日にも耐えます。

水やり

鉢植えの場合は、用土が乾いたら鉢底から水が流れ出すまでたっぷりと水を与えます。

地植えの場合は、降雨のみでほぼ大丈夫です。真夏に何日も雨が降らず萎れるほどなら水やりします。

肥料

鉢植えの場合は、春と秋に緩効性化成肥料を与えます。

地植えの場合は、植え付け時に腐葉土と緩効性化成肥料を混ぜ込んでおけば追肥は不要です。

サルビア・アフリカンスカイの花

9月 蒜山ハービルで撮影

植え付け・植え替え

適期は春と秋。

鉢植えの場合は、市販の草花用培養土で問題なく育ちます。

地植えの場合は、掘り上げた土に腐葉土を混ぜ込み水はけの良い環境を作ってください。さらに、元肥として緩効性化成肥料を混ぜ込んでおきます。

手入れ

花が終わったら花茎を脇芽の上で切り戻すと繰り返し咲きます。

生育旺盛で大株になるので、開花までに1~2回摘芯して草丈を抑えるとこんもりと形よくまとまります。

草姿が乱れた時も半分くらいの丈で切り戻すことでリセットできます。

サルビアアフリカンスカイの淡いブルーの花

夏越し

暑さに強いので特別な対策はいりません。

我が家では西日の当たる環境で真夏も元気に花を咲かせています。

*我が家の夏の最高気温は32〜36度程度です。

冬越し

耐寒性は強く、最低気温がマイナス8度まで気温が下がる我が家で冬を2度越しています。

我が家では鉢植えと地植えで育てています。

鉢植えは冬の間は軒下で、地植えは株元をバーク堆肥で覆う程度の寒さ対策をしています。

爽やかなサルビアアフリカンスカイの花

病害虫

暖かくなると枝先にアブラムシがつくことがあります。

見つけ次第駆除してください。

増やし方

挿し木や株分けで増やせます。

挿し木の適期は5〜6月と9〜10月です。

株分けの適期は春と秋になります。

まとめ

サルビア・アフリカンスカイの花

  • 淡いブルーの花が爽やかな宿根草タイプのサルビア
  • 春から秋まで長期間花を咲かせる
  • 暑さに強く夏の間も花は咲き続ける
  • 日当たりと水はけの良い環境を好む
  • 寒さに強くマイナス8度くらいまでは耐える

最後までご覧いただきありがとうございました。

この記事が少しでもお役に立てると嬉しいです。

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