ヒューケラ(ツボサンゴ)の育て方

ヒューケラ・ドルチェ‘シルバーデューク’

ヒューケラは、バラエティー豊かな葉色が魅力のカラーリーフプランツ。

常緑で一年中ほぼ同じ草姿なので、寄せ植えや花壇に使いやすく近年人気の多年草です。

この記事ではヒューケラの育て方を紹介します。

ヒューケラの基本情報

色とりどりのヒューケラの葉

ユキノシタ科 ツボサンゴ属

耐寒性多年草 (冬季常緑)

 

原産地   北アメリカ

学名    Heuchera

和名    ツボサンゴ

花色    赤、白、ピンク、緑

花期    5月〜7月中旬

草丈      15〜30cm

花丈    50〜60cm  

耐寒性   強い

耐暑性   普通

日照    半日陰

ヒューケラの特徴

ヒューケラ・ドルチェ‘シルバーデューク’

10月の庭

葉をロゼット状に密にこんもりと茂らせ、ほぼ一年中同じ草姿で手もかからない多年草です。

寒さに強く、冬も葉があります。

多彩な葉色

葉色が多彩で、緑、黄、オレンジ、赤、紫、黒、シルバーなどがあります。

また多くの品種で葉脈に沿って赤や白の斑が入り、葉を縁取るように色が違うものや点々と斑が入るものなどもあります。

明るい葉色の品種を選べば、暗くなりがちなシェードガーデンを華やかに彩ってくれます。

釣鐘型の小さな花

ヒューケラの花

初夏になると花茎を伸ばし、釣鐘型の小さな花を咲かせます。

花の色は品種によって違いますが、赤や白、ピンク色、緑もあります。

花もちが良く、ひと月近く咲き続けるので切り花としても楽しめます。

ヒューケラの育て方

色とりどりのヒューケラの葉

栽培環境

肥沃で水はけの良い土壌を好みます。

日向〜半日陰が適しています。

夏の直射日光で葉焼けする品種があります。
夏は午後から日陰になる場所や、落葉樹の下のような明るい日陰が適しています。

*耐陰性はありますが、全く日光が当たらない場所では生育が悪くなり花も咲かなくなります。

水やり

多湿と強い乾燥は苦手です。

鉢植えの場合は、用土の表面が乾いたらたっぷりと水やりします。

高温多湿の夏は、鉢植えの水やりはやや控えめにします。

地植えの場合は、降雨に任せますが、乾燥が続くような時は水やりします。

*いずれの場合も植え付けてから根付くまでは乾かさないように気をつけてください。

ヒューケラ・ドルチェ‘シルバーデューク’

10月の庭 ヒューケラ・ドルチェ‘シルバーデューク’

肥料

春と秋の生育期に、緩効性化成肥料を置き肥するか、薄めた液体肥料を与えます。

*夏に肥料分が残らないように注意してください。

植え付け・植え替え

適期は3〜4月と9月中旬〜10月です。

植え付け

鉢植えの場合は、市販の草花用培養土で問題なく育ちます。

地植えの場合は、用土に腐葉土を混ぜ込んで水はけの良い環境を作ります。
さらに元肥として緩効性化成肥料を混ぜ込みます。

植え替え

<鉢植えの場合>

1〜2年ごとに、ひと回り大きな鉢に植え替えるか、株分けします。

<地植えの場合>

混み具合や生育の様子を見て、3〜5年ごとに株分けを兼ねて植え替えます。

温暖地では、大株になると蒸れやすく夏越しがやや難しくなるので、株分けや植え替えをきちんと行った方が良いです。

私も3年目の大株のヒューケラを夏に枯らした経験があります。

ヒューケラ・フレッシュグリーン

10月の庭 ヒューケラ・フレッシュグリーン


手入れ

咲き終わった花茎や枯れ葉は、根元から切り取ります。

夏越し

強い日差しで葉焼けする品種があるので、鉢植えは半日陰や日陰に移動します。

地植えにする場合は、夏に半日陰〜日陰になる場所に植え付けておきましょう。

高温多湿は苦手なので、鉢植えは乾燥気味に管理します。

冬越し

極寒地では、バークや落ち葉などで防寒対策をしてください。

早春には株元近くの新葉を残し、それ以外の葉をバッサリ切り取ると綺麗な葉が出揃います。

花壇のヒューケラ

春の庭 ヒューケラ・ドルチェ‘ブラックベリータルト’

病害虫

病気はほとんど見られません。

害虫はナメクジやダンゴムシがつくことがあります。

増やし方

種まき、株分け、挿し木で増やせます。

種まき・・品種によっては種で増やせるものがあります。
     適期は4〜5月と10月頃です。 

株分け・・春と秋が適期です。

挿し木・・5月〜6月が適期です。
茎が立ち上がったもの、脇芽の多いものは挿し木できます。

まとめ

  • バラエティー豊かな葉色が魅力のカラーリーフプランツ
  • 釣鐘型の小さな花を咲かせる
  • 寒さに強い多年草
  • 常緑でほぼ一年中同じ草姿を保つ
  • 寄せ植えや、庭植えで使いやすい
  • グランドカバーになる
  • 半日陰が育てやすい

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

この記事が少しでもお役に立てると嬉しいです。

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