春に咲く宿根草 (多年草)オススメ18選|植えっぱなしで毎年よく咲きます

春の庭

秋(10月〜11月)は春に咲く宿根草の植え付けに最適な時期。

秋に植えると本格的な寒さが来る前にしっかりと根を張り、春の開花までに株が充実します。

さらに秋植えの宿根草は、春に植えたものより広範囲にしっかりと根を張っているので、夏越ししやすくなります。

今回は私の庭で何年も育っている、春に咲くオススメの宿根草を18種類ご紹介します。

*花が咲く月は我が家を基準にしています。地域によって差があります。

3月に花を咲かせる宿根草

ニオイスミレ

ピンク色の匂いスミレ

3月中旬の庭 品種はリディア・グローブス

早春に優しい香りの花をたくさん咲かせるニオイスミレ。

ランナーで這うように広がり、こぼれ種でよく増えます。

耐寒性は強く冬も葉があります。

プルモナリア

青いプルモナリアの花

3月下旬の庭から

早春の寒いうちから咲き始めます。

品種によって、緑葉のものや斑入り葉のもの、銀白色の葉までバラエティー豊かです。

白やピンクの花を咲かせるものもあります。

そんな中で私のオススメ品種は写真の「ブルー・エンサイン」

とにかく丈夫で、我が家でも植えっぱなしで4年間咲いています。

つぼみの時はピンクで、咲き進むとブルーに変わる花も魅力です。

ベロニカ・オックスフォードブルー

満開のベロニカオックスフォーフドブルー

3月下旬の庭から

這うように広がり、濃い青紫の小花を株を覆うように咲かせます。

寄せ植えやハンギングバスケット、花壇の縁取りに最適です。

4月に花を咲かせる宿根草

ビオラ・ラブラドリカ

ビオラ・ラブラドリカの花

4月初旬の庭から

ラブラドリカは多年草タイプのビオラ。

別名「黒葉ビオラ」とも呼ばれる、シックな葉色が特徴のビオラです。

アジュガ・チョコレートチップ

アジュガ・チョコレートチップの花

4月初旬の庭 咲き始めたアジュガ

アジュガの中で一番丈夫な品種で、銅葉に青紫の花を咲かせます。

一度植えるとランナーでどんどん広がっていきます。

宿根イベリス

イベリス

4月中旬の庭から

宿根イベリスは小さな花をボール状に咲かせます。

花の色は白の他に、ピンクや紫を咲かせる品種もあります。

写真は植えてから4年目になる「ブライダルブーケ」という品種。満開の頃には株が花でびっしりと覆われます。

*イベリスは一年草タイプもあります。

リクニス・フロスククリ

地植えのリクニス・フロスククリ

4月下旬の庭から

植え付けて10年以上、毎年咲いてくれるリクニス・フロスククリ。

こぼれ種でよく増えるので、本体が枯れることがあっても大丈夫。

どこかでこぼれ種が芽吹きます。

ヒューケレラ

花をたくさん咲かせたヒューケレラ・フレッシュグリーン

緑葉がヒューケレラ・フレッシュグリーン

4月の中旬からたくさんの花を次々と咲かせるヒューケレラ。

ヒューケレラは「ヒューケラ」「ティアレラ」の交配種で、育てやすく日陰でもたくさん花を咲かせてくれます。

この鉢がある場所は朝の数時間日が当たる環境で、鉢には銅葉の「ヒューケラ」も植えてありますが、花上がりの良さではヒューケレラが圧勝でした。

5月に花を咲かせる宿根草

タイム・ロンギカウリス

ロンギコウリスタイム

ロンギカウリスは這い性のタイムで、とても花上がりが良い品種。

満開になるとピンク色の絨毯のようで圧巻です。

チェリーセージ

チェリーセージ・パールホワイト

真っ白な花を咲かせる 「パールホワイト」

サルビア・ムーンライトオーバー

斑入り葉が美しい 「ムーンライトオーバー」

チェリーセージ・グレッギーブルー

濃いブルーの花が咲く 「グレッギーブルー」

チェリーセージはとにかく花色が豊富。

毎年のように新品種が出るので目が離せません。

エリゲロン

満開のエリゲロン

咲き始めは白で咲き進むとピンク色に変化するエリゲロンの花。

フワッとした草姿も魅力で、植物のつなぎ役に最適です。

一度植えるとこぼれ種で雑草のように広がります。

ペンステモン・ハスカーレッド

銅葉が美しいペンステモン・ハスカーレッド

高温多湿に弱いペンステモンの中で、群を抜いて丈夫なのがハスカーレッド。

濃い銅葉とピンクがかった白い花のコントラストが綺麗です。

環境が合えばこぼれ種でも増えます。

コンブルブルス・ブルーカーペット

地面を覆うコンボルブルス・ブルーカーペット

5月の庭から

花が咲くグランドカバーにオススメのコンボルブルス・ブルーカーペット。

こちらも手がかからない宿根草。地下茎やランナーでよく増えます。

段差のある場所で垂らすように使うのも素敵です。

アッツ桜

エゴポディウム・バリエガータ

毎年同じ時期に花を咲かせてくれるアッツ桜。

全く手がかからず、毎年同じ姿で咲いてくれるのが嬉しい。

白やピンクの花を咲かせる品種もあります。

サルビアネモローサ・カラドンナ

サルビア・ネモローサカラドンナの花

2年目の株

近年すごい人気のサルビア ネモローサ・カラドンナ。

黒褐色の茎が真っ直ぐに立ち上がり、濃い青紫の花を穂状に咲かせます。

サルビア・アフリカンスカイ

綺麗な水色のサルビア・アフリカンスカイの花

涼しげなブルーの花色がとても美しいサルビア。

我が家では春から晩秋まで途切れることなく花を咲かせ続けています。

アフリカンスカイは流通量が少なく、情報も少ないサルビアですが、冬の最低気温がマイナス7℃の我が家では戸外(軒下)で冬を越しています。

リシマキア・ヌンムラリア・ミッドナイトサン

満開のリシマキア・ヌンムラリア

5月の庭から 満開の黄色い花

ミッドナイトサンはほふく性のリシマキア。葉は銅葉で周年鑑賞価値があり、寄せ植えにも人気があります。

5月に黄色の花をたくさん咲かせます。

ネペタ・シックスヒルズジャイアント

初夏の庭

ふわっとした草姿で花をたくさん咲かせます

シルバーの葉にブルーの花を咲かせます。

春から秋まで花期が長いのもありがたい。

我が家では夏は咲きませんが、冷涼地では夏も花を咲かせます。

*写真のネペタは秋に植えて半年後の様子です。

秋は宿根草(多年草)の植え時。

春までにしっかりと根を張らせて、春にはたくさんの花を楽しみましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。

この記事が少しでもお役に立てると嬉しいです。

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