おしゃれな寄せ植えに欠かせないのがリーフプランツ。リーフプランツは主役の花を引き立て、花と花のつなぎ役にもなってくれます。
寄せ植えしたけれど何か物足りない・・・
そんな時もリーフプランツを入れることで、まとまりのある寄せ植えを作ることができます。
今回は実際に育てた経験から、寄せ植えに使いやすいリーフプランツを18種類ご紹介します。
これらのリーフプランツはパンジー・ビオラの寄せ植えにもおすすめですよ。
▼関連記事で詳しく紹介しているので、気になるリーフプランツがあったらリンクから覗いてみて下さいね。
もくじ
寄せ植えの植物選びのポイント
植物は種類によって、生育のスピードや最終的なサイズに違いがあります。日当たりや水やりなど好む環境も様々です。
寄せ植えをする場合は、ある程度好む環境が似ているものを一緒に植えた方が、元気に育ち長い間楽しめます。
神経質になることはありませんが、好む環境が極端に違うもの同士を組み合わせると、どちらかが上手く育たないことがあるので気をつけましょう。
では早速おすすめのリーフプランツをご紹介しますね。
グラス植物
グラス植物の細長い葉は、寄せ植えに動きを出してくれます。
よく流通しているグラス植物の中から、丈夫で育てやすいものを選びました。
カレックス
カレックスにはたくさんの品種がありますが、特にオススメなのが葉が糸のように細い品種です。
淡い緑葉が「 フロステッドカール 」、銅葉が「 ブロンズカール 」の名前で流通しています。
どちらも葉の先端がふんわりと下がり、寄せ植えに動きを出してくれます。
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ミスカンサス
グレーがかった緑葉に白い縦縞が爽やかなグラス植物です。
寒さにやや弱く霜に当たると葉が傷むので、寄せ植えは冬は軒下で管理するのがおすすめです。
葉が傷んでしまった場合は、株元で切り戻しておくと、春には新芽がきれいに出揃います。
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白竜・黒竜
白竜 ・黒竜 は大きくなっても草丈が20cm前後なので、寄せ植えで長期間楽しめます。
日向から日陰まで育ち、根が張れば乾燥にも耐え、暑さ寒さにも強い丈夫な多年草です。
どちらも日本原産の植物ですが、丈夫な性質と使い勝手の良さから欧米でも人気です。
シルバーリーフ
シルバーリーフの魅力は、柔らかな質感と、どんな花色にも合わせやすい優しい色合いです。
シルバーリーフは夏の蒸れに弱いものが多く、どちらかというと暑い季節より晩秋から春の寄せ植えにオススメです。
寒さには強いですが霜に当たると葉が傷む品種もあるので、冬は霜除けした方が無難です。
ほとんどのシルバーリーフは乾燥気味を好みます。水の与え過ぎには注意しましょう。
シルバーレース
細かい切れ込みが繊細で美しい多年草です。寒さにはあまり強くなく、寒冷地では一年草として扱われます。
霜に当たると葉先が傷むので、霜除けが必要になります。やや乾燥気味の環境を好みます。
バロータ
ふわふわの葉が可愛いバロータ。
花は咲くけれど目立ちません。
乾燥を好みます。
オレアリア
オレアリアは日当たりの良い乾燥気味の環境を好む常緑の多年草。成長が比較的ゆっくりなので、寄せ植えには最適です。
オレアリアには色々な品種がありますが、写真は新しい品種の「 アフィン 」です。一緒に植えたビオラが霜で萎れている時も、「 アフィン 」は変わらない姿なので、耐寒性はかなり強いと思います。
ディコンドラ・シルバーフォールズ
丸い小さなハート型のような葉が可愛い、シルバーリーフのディコンドラ。
這い性で横へ広がるように成長します。草丈が低いので鉢から枝垂れさせて使うと動きが出ます。
日向から半日陰で育ち乾燥を好みます。
斑入り葉
斑入り葉のリーフプランツは、気温が下がると紅葉するものが多く、それも魅力のひとつです。
タイム
立ち性品種の「 ゴールデンクイーンタイム 」
寒さで葉の色が赤みがかってとても綺麗です。
這い性品種の「 フォックスリータイム 」は白い斑が明るい印象のタイムです。
タイムには他にもたくさんの品種がありますが、立ち性や這い性があるので性質を調べて使い分けましょう。
タイムは常緑で乾燥に強く、小さな葉はどんな植物にも合わせやすいです。
ワイヤープランツ・スポットライト
ワイヤープランツの斑入り品種です。
緑葉のワイヤープランツは生育旺盛ですが、このスポットライトは成長がゆっくりで寄せ植えに向いています。
暑さ寒さに強く、日向から半日陰まで育ち、自然な枝ぶりが寄せ植えに動きや広がりを与えてくれます。
ハツユキカズラ
新芽のピンク色が白から緑へと変わっていく、美しいツル性の多年草です。
きれいな葉色を楽しむためには日当たりの良さが大切です。
ロニセラ・ニティダ
明るい緑葉にレモンイエローの縁取りが美しい品種「 レモンビューティー 」
濃い緑葉に白い縁取りが爽やかな品種「 ホワイトマッジク 」
ロニセラ・ニティダは常緑低木ですが、成長がとてもゆっくりなので、寄せ植えにおすすめです。
冬の寒さで葉が少なくなることもありますが、暖かくなるとまた茂ってきます。
銅葉
銅葉の落ち着いた色合いは、寄せ植えを引き締め、シックな雰囲気を演出してくれます。
ライムグリーンの植物と合わせると、メリハリが効いて良いアクセントになります。
リシマキア・ミッドナイトサン
「 ミッドナイトサン 」は這い性のリシマキア。
ダークな葉色が寄せ植えを引き締め、大人っぽい雰囲気を演出してくれます。
鉢の縁から枝垂れさせて使うと、寄せ植えに動きが出ます。
春には黄色い花を咲かせます。
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ビート・ブルズブラッド
ツヤツヤの濃い銅葉が個性的な「 ビート・ブルズブラッド 」
とても寒さに強くて、霜が降りても全然平気でシャキッとしています。
クローバー
写真の品種は「 ティントナイト 」
クローバーはお馴染みの植物ですが、最近は色々な葉色のものを見かけるようになりました。
小苗のうちは寄せ植えにおすすめです。
その他
ベロニカ・サンシャイン
黄金葉が美しい這い性のベロニカです。
写真の株は小さいですが、暖かくなるとぐんぐん広がり春には白い小花を咲かせます。
這い性で草丈5cmほどなので、寄せ植えの前面に枝垂れさせて使うのがおすすめです。
日向から半日陰まで育ち、やや乾燥気味を好みます。
ルメックス
赤紫の葉脈が個性的なルメックス。
独特な見た目から好みが分かれますが、意外とどんな植物にもよく馴染み、使い勝手が良いリーフプランツです。
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ロータス・ブリムストーン
「 ロータス・ブリムストーン 」はクリーム色の新芽とシルバーグリーンの葉のグラデーションが美しいリーフプランツ。
寄せ植えに明るさと動きを出してくれます。
常緑の低木に分類されますが、小苗のうちは寄せ植えにおすすめです。
ヒューケラ
葉の色や模様、形のバリエーションがとても豊富なヒューケラ。
寒さに強く、ほぼ一年中同じ草姿で寄せ植えに使いやすいので近年大人気になっています。
ほぼ一年中流通しているので、手に入れやすいリーフプランツです。
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ここで紹介したリーフプランツはパンジー・ビオラの寄せ植えに使えるものがたくさんあります。
▼関連記事で詳しい性質や育て方を紹介しているので、よかったら覗いてみて下さいね。
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