暑さに強い夏の花20選|初夏から秋まで長く咲くおすすめの花

ツルバキアの花

年々夏の暑さが厳しくなって

いったい何を植えれば夏も元気に花を咲かせてくれるんだろう・・・

と悩んでいませんか?

そこで、今回ご紹介するのが暑さに強い夏の花20選。

しかも初夏から秋まで長く咲く花を選びました。

耐暑性は自宅の庭で実証済みなので、自信を持っておすすめします。(ここに載せたほとんどの植物は西日にも耐えます)

詳しい特徴や育て方は▼あわせて読みたいのリンクでご紹介しています。

*我が家は中国地方の山間部。
耐寒性ゾーン地図では8bの地域です。夏は平野部と変わらぬ暑さで過酷な環境。夏の最高気温は連日30度を越えます。昨年は最高気温が35度を越す日が10日以上続き、一番暑い日の気温は38度ありました。

暑さに強い一年草

では早速、暑さに強い初夏から秋まで長く咲く一年草からご紹介します。

スーパートレニア・カタリーナ

スーパートレニア・カタリーナの花

濃いブルーが涼しげなスーパートレニア・カタリーナ『ブルーリバー』

近年とても人気のスーパートレニア・カタリーナ。

我が家ではスーパートレニア・カタリーナのない夏は考えられません。

次々と花が咲き、とても丈夫で初心者にも育てやすい一年草です。

クレオメ

クレオメの白い花

7月の庭から

クレオメの白い花

ひと株でここまで成長しました

クレオメは種から育てるのが一般的で、苗はあまり流通していませんでしたが、近年「 PROVEN WINNERS 」のクレオメ・セニョリータ の苗をホームセンターで見かけるようになりました。

セニョリータは分枝が良く、夏の間も花が途切れることがありません。我が家では霜が降りるまで咲き続けてくれます。

ヘレニウム・ダコタゴールド

ヘレニウム・ダコタゴールド

何年か前に植えたひと株から、毎年こぼれ種で咲いています。

花がら摘みをしなくても次々と花が咲き、手がかからない一年草です。

霜が降りるまで咲き続けます。

エミリア・コクシネア

エミリア・コクシネアの花

5月の庭から

エミリア・コクシネアの花

6月の庭

細い茎の先に小さなオレンジ色の花を咲かせます。

暑いのが好きで、気温が上がるにつれて元気になります。

我が家では11月中旬まで咲いています。

こぼれ種が良く発芽し、春に落ちたこぼれ種はその年の8月頃には芽を出し、晩秋まで花を咲かせます。

センニチコウ

センニチコウ

ポンポンのような可愛い花を咲かせるセンニチコウ。

花上がりと花もちが良いのが特徴で、切り花やドライフラワーに最適です。

花色は赤やピンクもあり、ポピュラーな植物なのでどこでも手に入ります。

アンゲロニア

アンゲロニア

このアンゲロニアは7月末に植えた株。

ちょっと遅いかなと心配だったけど、暑さに強いアンゲロニアはすくすく育っています。

花色が豊富で、小輪や大輪の品種もあります。

ユーフォルビア・ダイアモンドフロスト

寄せ植えのユーフォルビア・ダイアモンドフロスト

ユーフォルビア・ダイアモンドフロスト

ユーフォルビア・ダイアモンドスノーの花

八重咲き品種のダイアモンドスノー

小さな花がふんわりとかすみ草のように咲きます。

見た目は繊細そうですが、実は丈夫な植物です。

花期は春から晩秋までと長く、花がら摘みは不要で手がかかりません。

タデアイ

タデアイの花

タデアイは昔からある植物で、葉が藍染の原料に使われます。

花は雑草のタデに似ていて自然風な庭に似合います。

こぼれ種で良く増えます。

パープルファウンテングラス

パープルファウンテングラス

濃いワインレッドの葉に赤紫の穂がとても美しいパープルファウンテングラス。

多くの植物が成長を止める真夏にもグングン成長し、ボリュームのある株になっていきます。

寒さに弱いので暖地以外では冬を越せませんが、毎年植える価値があるグラスだと思います。

暑さに強い宿根草・多年草

ここからは暑さに強い、初夏から秋まで長く咲く宿根草・多年草をご紹介します。

メカルドニア

メカルドニアの花

ほふく性でカーペット状に広がり、春から晩秋まで小さな花を次々と咲かせます。

半日陰では極端に花上がりが悪くなるので、日向で育てるのがポイントです。

サルビア・ミスティック スパイヤーズブルー

サルビア・ミスティック・スパイヤーズブルー

濃い青紫の花がとても美しいサルビアです。

咲き進むにつれて花穂が長く伸び、目を引きます。

サルビア・アフリカンスカイ

サルビアアフリカンスカイの淡いブルーの花

爽やかな淡いブルーの花が美しいサルビア。

チラチラと花を咲かせる姿は暑い季節に涼しげで、どんな植物ともよく馴染みます。

ガイラルディア・グレープセンセーション

ガイラルディア・グレープセンセーション の花

9月の庭

ガイラルディア ・グレープセンセーションの花後

花弁が散った後の花芯

とにかく花期が長く花上がりが良い。

適した環境に植えれば、とても育てやすい宿根草です。

花後のポンポンのような花芯も面白いですよ。

ツルバキア・シルバーレース

ツルバキア・シルバーレース

日当たりが大好きで、西日が当たる場所も平気。

花のない時期も斑入りの葉が美しく、カラーリーフとしても鑑賞価値があります。

カラミンサ・ネペタ

カラミンサとツルバキア

ツルバキアとカラミンサ

白い小花をたくさん咲かせるカラミンサ・ネペタ。

夏の間も元気に花が咲き続けます。

西日も平気で、どんな花とも馴染むので庭のあちこちで活躍しています。

エキナセア

エキナセアの花

とても人気がある宿根草、エキナセア。

花色が豊富で年々大株になり、たくさん花を咲かせてくれます。

コレオプシス

コレオプシス・ウリドリーム

7月の庭から

細く繊細な葉に次々と花を咲かせるコレオプシス。

姿が乱れたら切り戻して何度でも花を楽しめます。

季節で花色が変化するのも魅力で、気温が低い時期には花色が濃くなります。

ガウラ

満開のガウラの花

純白の花を咲かせる品種 クールブリーズ

ふんわりと花を咲かせるガウラは霜が降りる頃まで咲き続けます。

花色は白の他に、淡いピンクや濃いピンク、斑入り葉の品種もあります。

小さな庭にはコンパクトな品種がおすすめです。

ルドベキア・ヘンリーアイラーズ 

ルドベキア・ヘンリーアイラーズ の花

8月の庭から

ヘンリーアイラーズは細い筒状の花弁が個性的な品種です。

花弁が細いので軽やかな雰囲気です。

ユーパトリウム

ユーパトリウム

薄いブルーの花が涼しげなユーパトリウム。

とても生育旺盛で、地植えにすると地下茎でよく増えます。

水切れすると葉がカリカリになってくるので、真夏は朝夕2回の水やりが欠かせません。

白花を咲かせる品種もあります。

夏のガーデニングで注意するポイント

夏の暑さに強い植物も「風通し」と「水やり」には気をつけてください。

それぞれポイントをご紹介しますね。

風通し

鉢植えは地面に直接置かずに、鉢足台(ポットフィート)や鉢スタンドに乗せて風通し良くしてあげましょう。

地植えの場合は、植物が夏を快適に過ごせるように、梅雨に入る頃に花壇の草抜きや必要な切り戻しをして風通しの良い環境を作りましょう。

水やりは早朝か夕方の涼しい時間に

水やりは気温の高い昼間は避けて、早朝か夕方の涼しい時間に行います。

1回の水やりで水が足らない植物には、早朝と夕方の2回水やりします。

夏はホースに溜まった水がお湯になっていることがあります。

水やり前に放水して、水が冷たくなったのを確認してから水やりしてくださいね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

この記事が少しでもお役に立てると嬉しいです。

「Amazon」のアソシエイトとして、「ゆるっとガーデニング 」は適格販売により収入を得ています。

4 COMMENTS

現在コメントは受け付けておりません。